新着情報

動物病院 後編

せめて犬様を安心させようと、学生インターン獣医師がなだめ接した時、ある異変に気付いたらしいのです。
厚い被毛に覆われた犬様の耳の後ろに、何かの塊が出来ているのを見つけた学生インターン獣医師は、担当獣医師に報告を入れました。

検査の結果。
それは特定種のダニで、犬様の容体を悪化させていた原因だと、ついに突き止めることが出来たといいます。
そのダニの強い毒を含んだ唾液が犬様の血中に流れ込むと、『ダニ麻痺症』と呼ばれる疾患を発症するらしいのですが、ダニを駆除すれば、一両日中には元気を取り戻せるとのことです。
件の犬様も無事に回復したようで、なによりでした。

ちなみに。
『ダニ麻痺症』は珍しい疾患だとはいえ、油断は禁物です。
ダニよけ用の首輪をしていても寄生されてしまうことがあるというので、飼い主様にはくれぐれもご注意願いたいと存じます。

上記のように、学生インターン獣医師が発症要因を見つける事例はごく稀でしょう。
しかし、このようにして本当は助かる命でも、動物病院や獣医師によっては見逃され、ペット様が亡くなってしまうケースも有り得ないとは断言出来ません。
だからこそ、良質な動物病院や親身になってくれる獣医師を見つける重要性を私は説くのです。

しかしながら。
そういった動物病院や獣医師を見つけたとしても、軽微な悩みが残ります。
そのことについては、メビー・ラックをご利用して頂いている飼い主様からも、よく耳にします。

では、軽微な悩みとは、なにか。
それは、診察・診断までの待ち時間が長いという現実です。

当然と言えば当然なのですが、評判の良い動物病院や獣医師は人気があります。
急患を受け付けている動物病院であるならば、その対応も想定出来ますし、良質な動物病院や親身になってくれる獣医師にご自分の愛するペット様を診て頂きたいという想いは、どの飼い主様も共通ですので致し方ありません。
必然、待ち時間が長くなってしまうのです。

だからといって。
診察・診断までの待ち時間が短い動物病院の方が良いと、心底思えますでしょうか?

私は同意致しかねます。
ペット様個々の症状・性格・獣医師との相性がある以上、時間きっちりに診察・診断が終わるわけではないと承知しているからです。
個別のペット様に対する診察・診断が親切丁寧であればあるほど、それと比例して時間が伸びるのは、むしろ安心だとさえ感じます。
治療方針の説明にまだ納得出来ていなかったり、いい加減な治療で終わられて、時間きっちりに診察室を追い出される方がよっぽど不満が残ります。

何にせよ。
動物病院選びは、愛するペット様の為に飼い主様が出来ることの一つです。
くれぐれも、かなしい結果になって後悔なさらぬよう、心よりお祈り申し上げます。

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉