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平成28年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 14

休憩を挟んだ後は、【公益社団法人 におい・かおり環境協会 技術課 課長代理 重岡久美子様”】による『研修講義2』が始まりました。
講義内容は『動物を飼養管理する際の”におい”の基礎と対策について』でした。

・”におい”の基礎知識
・悪臭苦情の現状
・動物取扱業に係る”におい”の法規制
・”におい”の原因と対策
・動物取扱責任者へのアンケート調査

などを学んだわけですが、動物取扱業を営むメビー・ラックとしての責任を再認識させられる講義でした。

各内容を、当日使用された資料を基にして、一部を箇条書き致しますと。

”におい”の基礎知識については先ず、

・”におい”を表現する言葉には、漢字にすると【香り・薫り・匂い・臭い・臭気・悪臭】がある
・”におい”とは、色の3原色、味の5基本味に相当する原臭はまだない
・”におい”物質は、40万種類以上あると言われており、色々な種類が極少量ずつ混じりあっている(例:焼き餃子の”におい”の中身は、硫化水素、硫化メチル、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、その他数十成分が極少量ずつ混じりあっている)
・”におい”を感じるメカニズムは、嗅覚受容体を発見したリンダ・バック、リチャード・アクセルによって解った(1991年にノーベル生理学賞・医学賞を受賞)が、複合臭の法則性はまだ解明されていないこと
・”におい”の役割は、文字や言葉以外の情報発信ツールである
<食べ物の”におい”>
◆腐敗臭⇒お腹をこわすこげ臭⇒硬くて苦い
◆嗅いだことがない”におい”⇒安全性が確認できない
◆”におい”は味にも大きく影響している
<相手の”におい”>
◆多くの動物ではフェロモンによって、生殖、集合、警告、道しるべ、縄張りなど数多くの情報を交換している
◆天敵の”におい”は先天的にすばやく判断する(マウス)
<その場所の”におい”>
◆いい香りでリラックスしたり、季節感を感じたりする
◆懐かしい思い出が鮮明に蘇ることもある
・嫌な”におい”(悪臭)と好きな”におい”(香り)が存在するが、”におい”の好き嫌いには個人差(年齢・性別など)があり、体験によっても変化する⇒自分が好む”におい”だとしても、誰かが嫌だと感じれば、それは悪臭となること
◆身の危険を感じる”におい”(腐敗臭や物が燃えたり有害物質を連想する臭気など)や、排泄物の”におい”、嗅ぎ慣れない”におい”、強烈な”におい”などは、悪臭苦情が発生すること

などの説明を受けました。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉