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平成28年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 20

ここまで見てきたように、一口にペット様相手の事業所・動物取扱責任者といっても、実に様々あります。

現状のペットシッター業界・ペットホテル業界でいうと、本当の意味でペット様に対する知識や経験が乏しくても、動物取扱責任者資格を取得して”保管”業務を登録申請すれば、誰でも開業が可能す。
”訓練”の登録申請をすればドックトレーナとして開業できますし、ほかに”貸出し”・”展示”・”競りあっせん”・”譲受飼養”などの登録申請すれば、ペットショップ・猫カフェ・レンタルペット・生体販売などを開業できてしまいます。

ここで問題なのは、それら事業所に所属するスタッフに関しては、極端な話、なんの資格も経験も問われない、ということです。
であるからして、『平成28年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 18』・『平成28年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 19』などで触れた、不埒な彼のような人間や彼が所属する不誠実な事業所が、安易にペット様のお世話をしているわけです。

それに追い打ちをかけるように、動物取扱責任者研修の受講時において、居眠り・スマフォいじりなどをする動物取扱責任者が多数いるわけですから、ペット様に怪我を負わせたリ逸走させてしまったりなどのトラブルが絶えないわけです。

私が思うに、時にニュースで取り上げられるような、ペット様関連の事業所が起こす事故(虐待・遺棄・生体販売時のトラブル・逸走・怪我・死亡など)の根本原因は、現状の制度(動物取扱業の開業に関するもの)の緩さにあるのではないでしょうか。
早急な制度改革を、強く望むばかりです。

とはいえ。
誠意をもってペット様のお世話をなさっている事業所・動物取扱責任者及び所属スタッフの方々も実際にいらっしゃいますので、最愛のペット様のお世話をご依頼なさる飼い主様方におかれましては、どうか、慎重な選定を心掛けて頂ければと存じます。

もちろん、私共メビー・ラックと致しましても、より一層の努力を怠ることなく、精進して参る次第です。

最後に、もう一度繰り返しますが。
ペット様に対する『5つの自由』の保障はさることながら、飼い主様の『クオリティ・オブ・ライフ(QOL)』の実感を、どうぞ大切にお暮しになってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

ペット様がうれしそうなら、飼い主様もうれしくお感じになられるように——
飼い主様自身が充実した日々をお暮らしになることは、ペット様の充実した日々にも繋がります。

それは、私が様々なペット様と接してきて学んだ、確かな事実の一つです。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉