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御尤もな研究結果 5

とにもかくにも、です。
御尤もな研究結果 4』の文末で綴ったような興奮行動を取る犬様は、情緒が不安定である可能性を否定できません。

退屈という苦痛な日常が繰り返されていけばいくほど、犬様は飼い主様にとって困る行動を習慣化してしまいかねない、という事実を、飼い主様方には是非とも知って頂く必要があります。
そういう事実(普段、一人での留守番を強いている)があるにもかかわらず、何かあれば犬様を怒鳴りつける飼い主様がいらっしゃいますが、個人的に賛同はできません。
怒鳴りつけることを”しつけ”という名で正当化しても、原因が、一人での留守番を強いることにある以上、犬様が悪いわけではないからです。
つまるところ、飼い主様ご自身が、犬様に一人での留守番を強いることに問題の根源があると考えなければ、いつまでたっても改善は期待できないでしょう。

付け加えて、『御尤もな研究結果 1』でご紹介した記事がいうところの『危機』、すなわち、

”ひどく退屈した犬の脳は縮んでしまい、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでいく危険性がある”

という事態を、飼い主様方には重く受け止めて頂きたいと存じます。

これほどまでにしつこく私が忠告しているのは、残念ながら、犬様に一人での留守番を強いることを回避する手段の検討をしない飼い主様が、あまりにも多い現状がある故です。
そういった飼い主様が決まって口にするのが、

「うちの子は、大人しく留守番ができる」

という台詞です。
その台詞が意味するところは、総じて、留守番中に吠え続けないことやイタズラをしない、などということなのでしょう。
誤解を恐れずにいえば、それは要するに、人間都合による物指しに過ぎません。
それを当てはめて、やれ『〇〇ちゃんの方が、うちの子よりも大人しくていい子でうらやましい』ですとか、やれ『〇〇君はいつも大人しくていい子なのに、うちの子はお馬鹿さんなのかな』と比較する飼い主様が時折いらっしゃいますが、至極残念で無意味なことだと私は存じます。

何度でもいいます。
飼い主様ご自身が犬様に一人での留守番を強いておきながら、大人しく留守番ができるかどうかという物指しを当てはめてとやかくいうのは、筋違い以外のなにものでもありません。

何度でもいいます。
上記に記したように、一人での留守番を強いる(退屈な状況を放置する、または回避してあげる手段を検討しないことを含む)ことによって、犬様の脳は縮んでしまい、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでいく危険性がある、と専門家が指摘しているのは事実です。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉