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散歩道

十月三日 十五時三十三分。
推定十七歳二ヶ月を生きたライクは安らかに永眠致しました。

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そして十月五日 十三時。
火葬を無事に終え、ライクの御骨は私と共にメビー・ラックのお店に帰って参りました。

心臓マッサージと人工呼吸を施した手に残る温もりは今も消えずにいます。
以前の当ブログ『「はじめまして」が繋ぐもの』シリーズに記させて頂いた通り、私と迷子シニア犬ライクが出逢ったのは昨年の八月三日のことでした。
それから一年と二ヶ月を過ごした日々は、先日の十月三日でサヨナラを迎えました。
とうの昔に余命宣告を受け、いつお亡くなりになってもおかしくない状況の中で、晩年は介護に追われる毎日でした。
それでも、最後は穏やかに息を引き取ったライクでした。

ごめんね、ライク。
私は結局、ライクが大好きだった飼い主様を見つけてあげることができなかった。
再会を約束したのに、無力で非力でふがいない。
ごめんね、ライク。

飼い主様。
どんな事情があって離れ離れを選択なされたのかはわかりませんが、ライクはあなた様と過ごした楽しかった時間だけを信じて疑わず、感謝を抱きながら目を閉じました。

あの日、病気を患いながらも飼い主様を捜し続けながら歩いていたライク。
収容施設で殺処分に怯えていたライク。

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初めて私の家にやって来た時の不安と安堵が入り混じった表情のライク。
次第に心をゆるして尻尾を振ってくれたライク。
毎朝お腹を見せて寝転がってくれたライク。
いつも、ぴょこぴょこ耳を揺らしながら歩いていたライク。

 

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波間で海水につかったり、どこかへ思いを馳せていたライク。


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患っていた病が徐々に悪化していくライク。

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様々な治療に耐えてきたライク。

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それでも。
徐々に歩けなくなっていったライク。

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やがて寝たきりになったライク。

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それでも。
いつも残さずに手作り食を食べてくれたライク。

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そうやって四季を共に過ごしてくれたライク。

出逢って一年目の記念日を一緒に祝わせてくれたライク。

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夜中に遠吠えするライク。

昼夜を問わず発作やてんかんを起こし、苦しそうだったライク。

そのまにまにも、思わず笑っちゃう瞬間をくれたライク。


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そのどれもが唯一無二のかけがえのないライクでした。

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そのどれもが唯一無二のかけがえのないライクでした。

 

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そのどれもが唯一無二のかけがえのないライクでした。

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そのすべてがライクと私の一年と二ヶ月の散歩道でした。

メビー・ラックの設立意義を享受してくれたライク。
私が私で在ることをゆるし、成長させてくれたライク。
あるがままに生きることの
今を生きることの大切さと素晴らしさを教えてくれたライク。

ライク。
ラーイク。
ライクー。
ライク!

ありがとうね、ライク。
ライクの導きで設立できたメビー・ラックは、おかげさまでたくさんの飼い主様やペット様のよろこびや感謝に繋がるパートナーになれているよ。
ありがとう、ライク。

飼い主様。
あなた様が愛したライクはたくさんの人から励ましや慈しみのメッセージを頂いております。
同時に、ライクはたくさんの人を励ます存在として愛されております。
ライクはたくさんの人のチカラに支えられて天命を全うしました。
様々な理由で愛する存在に離れ離れを選択された保護シニア犬の『モア』や、茶トラの『ツキ』達にも見送られて旅立ちました。

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ライクは最後の最後まで、一秒たりとも孤独ではありませんでした。

それでも――
私はまだまだ弱いから――
私はまだまだ頼りないから――
私はまだまだ未熟者だから――
かなしみの涙で景色が霞んで見えなくなって、ふさぎこみそうになってしまいます。
うれしいやたのしいを捧げると誓った大切なあの人をも、かなしみに巻き込んでしまいます。

それでも――
私はライクが灯してくれたあたたかなアカリを道しるべに歩いていきます。
殺処分や迷子、飼育放棄や遺棄や虐待などがなくなる世界を信じて。
もう一度、大切なあの人にうれしいやたのしいを捧げられるように。
いつまでもあの人が幸せに祝福されるように。
私は歩き続けます。

だからね、ライク。
ライクと歩んだ一年と二ヶ月の散歩道を微笑みと共に振り返ることはあっても、私は決して後戻りしないよ。
だからね、ライク。
これから歩む散歩道で挫けそうになった時はちゃんと立ち止まって休むから、私の大好きなおとぼけ顔を思い出させてよ。

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それでまた呼ばせてね。

ライク。
ラーイク。
ライクー。
ライク!

って。

最後に、ライクにあたたかい想いを寄せて頂いた皆様に心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
きっとそうです。
皆様がライクの存在を知ってくださった事は偶然ではなく必然です。
だとするならば――
ライクをきっかけに、今、あなた様の瞳や心に映るあなた様の大切な存在へ向けて音にした言葉を伝えてくだされば幸いです。

「LIKE」と。

 

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はじめましてが繋いだ私とライクの物語は
これからも色褪せずに続いていく。
泣いて笑って紡いだ絆は
決してほどけることなく結ばれ続ける。

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉

メビー・ラック一同

親愛なるパートナー ライク