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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜1

『サンタクロースからの贈り物【番外編】 昨今のペット飼育事情について 〜迷子ペット様にまつわる事〜』シリーズ。
その中で触れた迷子ペット様についての踏み込んだ内容、即ち捜索方法・捜索経験談などは別の機会に特記するとして、今回はもっと身近な事に話を移そうと思う。
犬様のお散歩にまつわる事だ。

先ずは、『犬様同伴のお花見』でも記した犬様のノーリード散歩について。
ブログをお読み下さっている皆様の中にも、街中でノーリード散歩を見かけた事がある方がいらっしゃるかもしれないが、そういう行動に出る飼い主様の主張は、一体、どんな思考に基づいているのか……。
大まかにまとめれば、以下の二つであろうと考えられる。

?犬様を『自由』に歩かせたり、思いっきり走らせてあげたい
?飼い犬は言いつけを良くきくし、大人しいから大丈夫

?の主張は犬様の生態・ルーツ・習性・欲求という側面から見れば、それは当然という一面もある。
跳躍力に優れていたりなどの犬種別特性や生活環境による個体差も含め、犬様が歩いたり走ったりするのは本来、必要があって備わっている能力だ。
だから、それ自体を無くそうと試みるのは不毛である。

なので、別の側面から考える。
一つとして、『自由』の捉え方だ。
すると見えてくることがある。

以前、とある男性の飼い主様がこんなことを仰っていた。

「野生動物は、総じて自然の中で『自由』に生きている。だから、動物である飼い犬もノーリード散歩で『自由』にしているだけだ。それの何が悪い? リード付き散歩なんかで飼い犬の『自由』を束縛する飼い主こそが虐待者そのものだ!」

この発言について、実際に犬様と暮らしている飼い主様はどう思われるだろうか。

はっきり言って、私は諸手を挙げて彼に賛同できない。
現代の飼い犬様が暮らしている環境は自然の中ではなく、人間社会であり車社会なのだ。
それ故、ノーリード散歩をしていると、交通事故や盗難に遭ったり、迷子になってしまうなどの危険性を排除できない。
何かの拍子で誰かに咬みついて、最悪の場合、処分対象になってしまう可能性だってある。

それらの回避や予防につとめるのは飼い主様の愛情であり、義務と責任でもある。
そういった理由から、リードを使用して犬様の散歩をなさる飼い主様を私は虐待者だとは思わない。
リードを繋いで散歩をすること=『自由』を奪う束縛ではなく、リードを繋いで散歩をする事=安全確保なのだ。

そう考えると、むしろ、飼い犬様の命に対しての義務や責任をないがしろにしている彼にこそ問題を感じる。
それに私は、そもそも、人間に飼われている犬様を野生動物と同一に考えてはいない。

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉