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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜107

コタツで寝てしまった時の”体温調節中枢”の混乱状態を、具体的にいうと。
”体温調節中枢”は、眠るために体温を下げようとするが、下半身は温まったままなので、身体は同時に外へ熱を逃がそうとする。
いわゆる、汗をかこうとするのだ。
その汗が気化すれば、当然、身体は冷える。

また。
コタツに入っていると喉が渇くのも、汗をかくからである。
体温が下がったまま、汗によって体内水分量が減っていけば、口内や鼻の中の粘膜が乾燥してしまう。
そうして乾燥が続けば喉の痛みを覚え、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜106』で書いた免疫力の低下状態も相まって、インフルエンザウイルスや風邪の菌に感染しやすくなる原因となるわけだ。

コタツで寝てしまうことで引き起こされる健康被害例を付け加えれば、便秘になってしまう危険性もあげられる。
コタツで寝てしまって大量の汗をかいてしまうということは、当然、大腸の水分まで減ってしまうので、便秘になってしまう可能性があるのだ。

ほかには、脳梗塞をはじめとする脳疾患・狭心症などの心疾患に襲われるリスクもないわけではない。
汗で体内水分量が減ってしまえば、その分、血がドロドロになり、血液の流れが悪くなる。
そうなった結果、血管が詰まることによる血栓ができ、ひいては、脳疾患や心疾患を発症してしまうかもしれない危険にさらされる。

低温火傷をしてしまう可能性も否定できない。
同じ姿勢を長時間とることによる、腰痛・首痛・肩こりにも注意だ。
自律神経の乱れで熟睡できず、睡眠不足で倦怠感に悩まされることもあるだろう。

上記、諸々の理由から、コタツ依存には気をつけなければならない。
それは、ペット様においても無関係ではないので、ペット様へのコタツ使用に、K様は積極的ではないのである。

「コタツは、遠赤外線の輻射熱を利用しているので、体の内部まで温まります。ですから、ペットが潜りっぱなしでいると、軽い熱中症や脱水を引き起こす危険性があります」
「そうだとすると、ペット様がコタツの中に入ってしまうのは、やはりリスキーですね。とくに、お留守番時の防寒対策としては」
「そうなんですよ。ペットがコタツの中に入りたがるならば、温度設定は低くしなければなりません。それでも、万が一を考えれば、点けっぱなしにはしない方がいいでしょう。コタツのスイッチを切るか、コタツ布団の一か所を開けておくのも手です。まあ、保温効果は下がりますが……」

ペット様の安全第一が最優先であるからして、K様のご提案をご参考にして頂ければと思うし、出来れば、コタツの中にペット様は入れない方がいいと私も思う。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉