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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜123

寒さにより水分摂取量が不充分になってしまうと、犬様が排尿障害を起こしてしまう危険性がある。
排尿障害を起こしている場合、排尿時の様子に変化が見られるので、飼い主様は見逃さないようにして頂きたい。

たとえば、普段と比べて、

・排尿に時間がかかっている
・少量ずつ何度も排尿する
・排尿する時に痛そうにしている
・排尿しようとしているが尿が出ない又は尿の量が多すぎる

などの仕草が見られたら、尿路結石症・膀胱炎・腎不全をはじめとする泌尿器系の疾患が疑われる。
なので、上記のような仕草を犬様が見せた場合は速やかに動物病院に連れて行き、尿のph値・比重・タンパク量などの検査を受け、適切な治療をしてもらうった方がいい。

ちなみに。
犬様がもしも血尿をしてしまっている場合、排尿のどの段階で血が混じっているのかを把握することで、診断の手助けとなることがある。
排尿の始まりから血が混じっているケースでは腎臓疾患が疑われ、排尿の終わりかけに血が混じっているケースでは膀胱疾患が疑われる、といった具合だ。

とにもかくにも。
尿の状態の変化に気づくためには、普段から、よく観察することが大事になってくる。
いつもよりも尿の色が濃かったり薄かったり、においが違ったりするなどの異常にいち早く気づいてあげることは飼い主様の責務といえるので、犬様のためにも、毎日の観察を怠らないでほしい。

さらにいえば。
泌尿器系の疾患を過去に患っている犬様は、冬場になると再発することが多いので、より気をつけて観察してもらいたい。

また。
泌尿器系の疾患は、一般的に、メス犬様よりも尿道の長いオス犬様の方がかかりやすく、オス犬様よりも尿道の短いメス犬様は膀胱炎になりやすいといわれている。
とはいえ、オス犬様もメス犬様もシニア期になればどちらの疾患も抱えやすくはなるので、安心は禁物である。

水分摂取量の減少が原因とされる泌尿器系の疾患の予防法としては、とにかく、犬様に水分を摂取させることだ。
冬場の置き水は冷たくなって飲もうとしない場合もあるので、ぬるま湯を用意して、複数個所に用意してあげる工夫も必要といえる。
運動量を増やすなどして喉を乾かせることも一つの対策となるので、その点でも、冬場のお散歩の必要性を感じて頂けるだろう。

水分摂取量を増やさせる方法としては、普段の食事に一手間を加える手もある。
ドライフードを毎日与えているのであれば、それをぬるま湯でふやかすといい。
手作り食のトッピングをすることもおすすめだ。

最後に。
お散歩時にだけ排尿する習慣の犬様は、家の中で我慢することが多いために泌尿器系の疾患を抱えやすいので、出来れば家の中での排尿習慣も身につけておいた方がいいだろう。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉