犬様の免疫力が下がりがちな低温・低湿度状態の冬は、伝染病にも要注意だ。
秋にまつわることで取り上げた過去ブログ、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜83』・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜84』・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜85』でも触れたように、フィラリア・パルボウィルス・ジステンパー・レプトスピラなどの感染症は、寒い季節にこそ流行しやすい上、伝染力も強くて症状も重くなってしまう傾向にある。
なので、定期的な予防接種はもちろんのこと、犬様の免疫力低下を少しでも防げるよう、適度な運動やバランスのよい食事、快適な生活環境の維持には充分に気をつけて頂きたい。
寒い季節であろうが、ノミ・ダニ対策を怠ってはならないことも、下記の過去ブログ、
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜74』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜75』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜76』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜77』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜78』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜79』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜80』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜81』
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜82』
などで書いた通りだ。
ぜひともご参照頂ければと思う。
さらに。
私たち人間同様、冬場は、犬様の骨関節系の疾患にも気を配る必要がある。
それはシニア犬様・小型犬様・肥満気味な犬様だけに限らず、若くて元気な犬様においても同様だ。
健康な犬様であっても、寒くなると血管が収縮し、血液の流れが悪くなる。
それによって、酸素や栄養が筋肉に運ばれづらくなってしまい、筋肉が固くなってしまう。
周知の通り、筋肉は関節にかかる衝撃を和らげる働きがある。
よって、筋肉が固くなると、その衝撃を和らげる作用が弱まってしまう。
結果、関節に大きな負担がかかってしまうわけだ。
また。
血液の流れが悪くなれば、筋肉だけではなく関節への栄養も運ばれづらくなるので、その分、軟骨や靭帯にかかる負担も大きくなってしまい、関節を痛めてしまう。
すでに関節炎を患っている犬様の場合、寒い季節はさらに悪化が懸念されるので、充分に気をつけて頂きたい。
〈続く〉
あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように
富山桃吉