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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜13

余談だが、梅雨時期と言えば。
雨でお散歩に行けない・行かない、またはお散歩時間が短くなる等のストレスの他にも気をつけるべき事がある。
季節柄、高温多湿である故、垂れ耳の犬様は耳の中に雑菌や細菌が繁殖しがち、という点だ。
もちろん、耳の内側に毛が生えている犬様も例外ではない。
飼い主様が気づかぬ間に、犬様の耳の中に菌や耳ダニが繁殖していたり、中耳炎・外耳炎・内耳炎になってしまったら大変だ。

だからといって、耳の内側に生えている毛をやたらに抜き取るのも良くない。
耳の内側に生えている毛には、外部からのホコリ・ゴミ・虫等の侵入を防ぐという大事な役割があるからだ。
従って、耳の内側の毛は、それらが侵入しない程度かつ通気性に支障をきたさない程度に残すべきである。

耳の炎症をこじらせて耳の穴が塞がってしまうと耳洗浄が困難になるばかりでなく、膿や皮脂が耳の奥に入り込み、ひいては全身の健康を害する危険があるので怖い。
最悪の状態までなると手術になってしまうケースもあるので、楽観視はできない問題だ。
そうならない為にも、日常のお手入れ・予防を怠らないようにすべきである。

飼い主様が出来る日常のお手入れ・予防としては、犬様の耳が不衛生にならないように清潔を保ってあげる事だ。
出来れば、週に一回程度は、犬様の耳の中チェックを行うのが理想である。
その際に、もしも耳の中が赤かったり、耳垢の色や耳のにおいがいつもと違う場合には外耳炎の可能性が疑われるので、直ちに動物病院での診察を受けた方が良い。

2週間に1回程度を目安に、犬様の耳掃除を行うべしとの意見も聞き及ぶ。
その際は耳の中を傷つけてしまわないよう、十分に注意が必要だ。
耳垢やホコリ等の外耳の汚れは、専用の洗浄液を含ませたコットンを押し当てて軽く汚れを取ればいい。
だがそれを知らずに、予防の為だと強く擦り取ろうと躍起になってはダメだ。
かえって犬様の耳の中を傷つけてしまう危険があり、それが原因で炎症させてしまっては元も子もない。

シャンプー後や雨降りのお散歩後には、犬様の濡れた耳をよく乾かし、通気性に気を配るのも重要だ。
特に、湿気がこもりやすい垂れ耳の犬様は、横になって休んでいる時に耳を広げてあげるのもいいだろう。
外気に触れさせて、水気を早めに飛ばしてあげたいものだ。

万が一、犬様が中耳炎・外耳炎・内耳炎になると、発熱・吐き気・食欲低下で元気がなくなったり、耳周辺を触られると嫌がったりする。
悪化すれば、扁桃腺の腫れ・鼓膜に穴があいた末の難聴・顔面の神経麻痺等も起きかねないので、少しでも犬様の異変に気づいたら、とにかく速やかなる獣医の診断を仰いだ方が賢明だ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉