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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜17

犬様用のレインコートを着用させる目的は、言うに及ばず、犬様をなるべく濡らさないようにする為だ。
なので、首回り、胴回りだけでなく、四肢の大きさまで考慮したサイズ選びが重要になってくる。
K様も同意見のようだ。

「それは本当で、できるならば、購入時に試着をさせたいものです。それがかなわないようであれば、購入後にサイズが合わない場合、せめてサイズ交換に応じてもらえる店を選びたいものですね」
「メビー・ラックでもレインコート製作のご依頼を承りますが、その際は、個々の犬様の体型に合ったオーダーメイド受注で対応しています。店舗にお越しになれる犬様であれば、こちらで綿密な採寸を致しますので、ご購入後にサイズが合わないといった事はありません」

オーダーメイド受注にこだわるのには、過去の経験がそうさせている。
いくつかの犬様用レインコートを試した際に、不便を感じたのが主な理由だ。

例えば。
犬様にレインコートを着用させる時に苦労する点の一つとして、頭から被らせる事が挙げられる。
普段から服を着慣れていない犬様や、服を着させ慣れていない飼い主様は、特に手こずるだろう。
けれども、レインコート着用の目的を最大限果たす為には、犬様の頭からすっぽりと被れるに越した事はない。

経験上、犬様の足まで覆えるオーバーオールタイプに比べ、マントタイプは比較的着用させるのが容易ではあると言える。
しかし、オーバーオールタイプの方が犬様の身体を覆える面積が広いので、濡れ具合も地面からの跳ね返り汚れも軽減されるという利点がある。

また、マジックテープを使用したレインコートにも気をつけたい点がある。
犬様の頭を通し、背中側をマジックテープで止める仕様ならば、長毛種でも毛を挟み込んだりはしづらい。
が、レインコートを犬様の頭に通した後、お腹側の当て布に付いたマジックテープでサイズを調整するタイプのものは、長毛種の場合に、マジックテープと犬様の毛が絡んでしまいがちになる。
着脱する度に痛みがあると、犬様は余計にレインコートの着用を嫌がってしまうだろうから要注意だ。

無事に着用がすんだ後には、犬様に実際歩いてもらうのも忘れてはならない。
犬様が足を動かした時に、袖と胴体の生地はどうしたってこすれる。
その音に対して、犬様がどういう反応を見せるかを確認するには、やはり試着が必要だ。

手入れの面から言えば、レインコートの撥水性・速乾性も見逃せない。
朝のお散歩後に、レインコートに付着した泥汚れ等を洗っても、夕方のお散歩時には、部屋干しで乾いていてくれなければ困るからだ。

フード付きのレインコートについても一考の余地がある。
飼い主様がフードを被らせようとしても、多くの犬様は嫌がるであろう。
となると、フードを被る事を嫌がらない犬様以外にとっては、フードは飾りに過ぎないとも言える。
お散歩中にフードの中に溜まってしまった雨水が着脱時に飛び散るといった事が煩わしいならば、初めからフードが付いていないレインコートを選ぶ方が賢明だろう。

先にも述べている通り、犬様のレインコートは、デザイン・生地の質等、様々な種類が販売されている。
それぞれに感触が異なっていて、厚さもいろいろだ。
蒸れ感も含め、なによりも先ず、犬様に不快感を与えない事を第一に考えたレインコート選びが望まれる。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉