新着情報

昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜18

K様はここで、雨の日のお散歩にまつわる事として、しつけトレーニング面での経験を話された。

「飼い主視点も交えて考えた場合ですが、やはり雨が降っていれば、お散歩に出掛けるのが億劫に感じてしまう時もあるでしょう。それはなにも、犬に対する愛情の欠如とは別問題です。仮に飼い主が雨に濡れて熱を出してしまっては、その後数日間、満足なケアを犬にしてあげられなくなる可能性だって考えられます」
「それは、そうですよね」
「では、雨の日でも、犬のお散歩に出掛けなければと考える理由は何か……。多くは、犬に排泄をさせる目的だと思います」

お散歩中での排泄習慣しかない室内飼いの犬様は、家の中では我慢をしてしまう場合があるだろう。
特に、飼い主様が長時間外出してしまう、お留守番時が心配だとK様は言った。

「犬が室内での排泄を我慢してしまう要因は、いくつか考えられます」
「過去に、犬様が室内の決められた場所以外で排泄した際、飼い主様から叱られた経験がある、とかですね」
「はい。犬としては、普段排泄している決められた場所が、飼い主が長時間留守にしている最中に汚れてしまっていて、そこにするのが嫌で別の場所に排泄したのかもしれません。なのに叱られたら、犬は室内では排泄しないようにしようと考えてしまう可能性があります」

そこで、K様の提案だ。

「それを回避したければ、玄関や屋根付きベランダ等の雨に濡れない場所に犬の排泄場所を用意してあげる事です」
「要するに、お散歩中以外での排泄習慣を覚えさせるわけですね」
「めでたく犬が覚えれば、雨の日に、むりくり排泄目的でのお散歩へ出掛けなくてすみます」

ベランダでの排泄の際は、トレーニング時も含めて、犬様の逸走防止対策・措置も忘れずに行って欲しいものだ。
私は、K様に話の続きを促した。

「そういったしつけトレーニングには、どんなものがあるのですか?」
「一つに、クリッカートレーニングがあります」

クリッカートレーニングは元々、イルカや馬、ゾウ等の調教に使用されていた方法だという。

「クリッカーという道具は、押すと『カチッ』と鳴ります。その音を利用して、犬のしつけトレーニングを行うのです」
「それを、どのように利用するのですか?」
「無作為に音を鳴らしても、望む結果は得られません。ベースとなる理論を知れば、クリッカートレーニングは、さほど難しいものではありません」
「その理論とやらをお教え下さい」

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉