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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜24

K様の話は、パンティングの異常に潜む病気の事柄から、犬様の夏のお散歩にまつわる内容へと移った。

「少しでも快適にお散歩をする為に気をつけるべき事は、なにをおいても先ず、暑さ対策ですね。人の場合は暑ければ服を脱げますが、犬は暑いからといって毛を脱ぐわけにはいきませんから。だからといって、犬の運動不足解消・気分転換・コミュニケーションの目的から考えれば、夏場はお散歩に出かけないという選択肢も違うように思います」
「確かにそうですね。犬様は暑さが苦手なので、夏場のお散歩には、くれぐれも気をつけた方がいいですよね。もちろん、飼い主様自身もですが」
「はい。真夏の気温そのものも含め、日中の直射日光や地表からの照り返しは、犬にとってもボクたち人間にとっても極めて危険です。照りつけられた日中のアスファルトは、まさに焼けるような熱さになります。ある酷暑の日、アスファルトにしゃがんで地表の温度を測ってみたら、なんと60℃を超えていました」

私たちよりも地表に近い位置を歩く犬様は、人間よりもその熱さをダイレクトに受けてしまう。
その熱さが引き起こす熱中症などが原因で、犬様にとってのせっかくの楽しいお散歩が辛い時間になってしまうとかわいそうだ。
中でも特段の注意を要するのは、以下に記す犬様たちであろう。

☆パグ様
☆シーズー様
☆ペキニーズ様
☆ブルドッグ様
☆フレンチ・ブルドッグ様
☆ボストン・テリア様
☆ブル・テリア様
☆ボクサー様
☆キングチャールズ・スパニエル様
☆チベタン・スパニエル様
☆ブリュッセル・グリフォン様
☆チャウチャウ様
☆チン様

これらの短頭犬種様は飛行機でのお預かりが中止されている通り、他の犬種様と比べると、高温多湿に弱くて気道が狭い為に、体温調節が得意ではない。
故に、呼吸障害に伴う熱中症を発症しやすい傾向があるので、夏場のお散歩には、より注意が必要だ。
また、健康な成犬様に比べると、子犬様や老犬様などは体力もないので、同じく気を配りたい。
寒い地方が原産の犬様・病気を患っている犬様・気管支の弱い犬様も例外ではない事は、皆様にも容易にご想像が及ぶと思う。

「当然の如く、犬種・飼育環境・一日の運動量などの個人差があります。なので、あくまでもおおよその目安で構いませんが、夏場のお散歩の時間帯はいつが適していると、K様はお考えですか?」
「絶対的に避けるべきは、やはり日中の時間帯ですよね。犬にとっても飼い主にとっても、夏場の炎天下でのお散歩に何一つメリットはないですから」

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉