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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜28

夏場のお散歩に準備しておくと、犬様の熱中症・脱水症状の予防対策に役立つものがある。

一つは、霧吹きだ。
お散歩前・お散歩中問わず、必要に応じて、犬様の身体に霧を吹きかけておく。
そうすれば、風が吹いたり団扇などで仰いであげると、極わずかだが気化熱によって多少の熱を奪える。

「夏場は、ただの水だとすぐに温度が上がってしまうので、いざ霧を吹きかけた時に思わぬ熱さになっていて、犬が不快に感じることも考えられますよね」

K様のご指摘通りなので、犬様に吹きかける前に、飼い主様は水温のチェックを忘れないで頂きたい。

また、霧吹きと似たような効果を期待できる方法として、水で濡らした洋服やバンダナを犬様に身に着けさせるのも良いだろう。
その際は、日光を吸収しやすい黒っぽい洋服を避けた方が、犬様の体表温度を下げられる。

もう一つは、凍らせたペットボトルだ。
お散歩中の休憩時に木陰などに入って、犬様の首や脇を冷やしてあげると、体温を下げるのに効果的である。
犬様が冷たさでびっくりしないように、タオルなどを巻いて使用するのがいいだろう。

他にも、気化熱を利用して犬様の体表温度を下げる、もしくは犬様の体温上昇を防ぐグッズが色々と販売されている。
首輪タイプ・ハーネスタイプ・マットタイプなど、その数と種類はいくつもあるので、ご自分の犬様に合ったものを適宜試してみるのもいいだろう。
犬様用の夏服も豊富に売られているので、是非とも活用したいところだ。

「実際、メビー・ラックさんでも、そういった犬様用夏服・暑さ対策グッズのオーダメイドご依頼数が多いんじゃないですか?」
「おかげさまで。ところで、暑い季節は、犬様の被毛や皮膚のお手入れにも気を配りたいですね」

私の言葉に、K様が頷く。

「ブラッシングで被毛の中に空気を取り入れてあげれば通気性のケアにもつながりますし、同時にフケや皮膚の状態、ノミ・ダニのチェックもできますからね」

また。
夏ならではの熱中症対策といえば水遊びをする犬様もいると思うが、その後の被毛や皮膚のケアも重要だ。
昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜13』で触れた件でもあるが、水遊び後のケアを怠ると、犬様の耳の中に菌や耳ダニが繁殖してしまったり、中耳炎・外耳炎・内耳炎になってしまうから気をつけたい。

「夏ならではと言えば、サマーカットにも注意が必要ですよね。よく、トリミング代をうかせる目的で、安易に犬の毛をバリカンで丸刈りにする飼い主がいますが、ボクは反対です。なぜなら、『自分の犬だから見てくれは気にしない』『手入れが楽だから』という動機だけで片付けられない問題もあるので」

K様がそう主張する根拠としては、飼い主様の無知や軽率が招いてしまう、犬様へのダメージを懸念しているからだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉