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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜32

K様の話はここで、バリカンを使用したサマーカットの具体的な注意点に移った。

「ダブルコートの犬よりも実例が少ないですが、シングルコートの犬をバリカンで短くカットしてしまうと、毛質が硬くなったりカールしたりします」
「らしいですね。酷い場合は、毛が伸びなくなってしまう犬様もいるとか……」
「特に、ポメラニアンなどのダブルコートの犬は注意が必須で、バリカンで被毛を短くしすぎると、ホルモン異常を起こして被毛が生えてこなくなる例があると言います」
「懇意にしている獣医さんから、前にその話を聞いたことがあります。残念ながら原因はまだ不明らしいですが、被毛を短くし過ぎた結果、表皮温度に変化が生じてしまうとか。そうすると、皮膚の血管収縮にも影響が出るという説があるそうです」
「柴犬やウェルシュコーギーペンブロークなどの換毛期がある犬は、バリカンで刈り上げた後の影響が出やすく、長さを含めた被毛の生え方にムラが出たり、毛質や毛色が変わってしまったりするなどの報告があるとも言われています。とはいっても、影響が出ない犬もいるらしいですが、気をつけるに越したことはありません」

結論として。
とにかくデメリットが怖いので、皮膚病などの止むを得ない理由がない限りは、バリカンを使用した短すぎるサマーカットだけはするべきではないだろうと私は思う。
飼い主様ご自身で愛犬様のサマーカットをする場合は特に、楽だからとバリカンでの丸刈りをするのは避けて頂きたい。
あくまで、適切な被毛の長さを保つサマーカットを推奨する。

K様は、夏場の犬様のお散歩について、肉球ケアもあげた。

「飼い主が気づいていないだけで、熱くなったアスファルトなどで肉球を火傷してしまう犬は、実は結構いるんですよ。お散歩後の足拭きついでに、犬の肉球をしっかりとチェックするべきとボクは考えます」

犬様の肉球の柔らかいプ二プ二した中身は、弾性繊維や脂肪などで出来ていて、表面は皮膚の角質層が厚くなったものである。
また、犬様にとっての肉球は、汗をかくことが出来る重要な器官でもあるので、ケアは怠らない方がいいと私も思う。

肉球ケアグッズとしては、クリームタイプ・スプレータイプ・ローションタイプなどがある。
いずれも、犬様が舐めてしまっても安全な商品をよく選んで頂きたい。
また、どうしてもお散歩時間を調整することが難しいのならば、犬様用の靴なども売ってはいるので、嫌がらない犬様であるならば、飼い主様判断で選択する手もあるかもしれない。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉