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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜42

前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜41』で書いた、オオスズメバチ・キイロスズメバチ・ミツバチ以外のハチがどのような場所を好んで巣を作るかについても、簡単に触れておく。

活発な時期が比較的短いヒメスズメバチの巣は、スズメバチの仲間の中でも最も小さいのが特徴だ。
巣の形は釣鐘型で、民家でいうと戸袋の中・屋根裏・壁の隙間・物置などの閉鎖空間に多く見られるという。
屋外では、放置された粗大ゴミの中、水道メーターの中にまで巣を作るらしい。

ぱっと見がオオスズメバチと似ているコガタスズメバチは、風雨の影響を受けにくい常緑樹に巣を作ることが大半であるとされる。
民家でいうと、軒下に注意が必要だ。

モンスズメバチも、閉鎖空間を好んで巣を作るそうだ。
なので、民家でいうと戸袋の中・屋根裏・壁の隙間・物置などに、やはり注意が必要といえる。
キイロスズメバチと同じように、群れが多くなるにつれ巣を新たな場所に作り、引っ越しすることが確認されているが、もう一つ厄介な習性も持ち合わせている。
それはなにかというと。
一度巣を作った場所には何度も現れ、その傍に数年続けて新しい巣を作る習性だ。

それと同様の習性を持つハチが、本州では8種類が生息しているらしいアシナガバチの仲間である。
さらに困るのが、アシナガバチの場合、巣を撤去したりネットなどで巣を作られないように防いでも、生き残ったものが戻ってきて居座る点だ。

しかも、彼らは都市部であろうが場所を選ばずに巣を作ることで知られている。
それ故、私たち人間の生活圏であっても、アシナガバチの巣は頻繁に目撃される。
たとえば、街路樹・歩道の植え込み・民家の庭・ベランダ・住宅の外壁などの開放的な場所がそれにあたるのだが、怖いのは、子どもや犬様でも届くような位置にも巣を作るので、うっかり刺されないようにご注意願う。

いずれのハチの巣にせよ、充分な装備や知識のない一般人である私たちが近づくのは、危険でしかない。
であるからして、たとえば犬様の散歩中に複数のハチを同じ場所で見かけた場合、自分の目で巣の在りかを確認できないにしても、その付近にはハチの巣が存在する可能性が極めて高いので、直ちにその場から離れることだ。

加えて。
犬様がハチに刺される被害を減らすためにも、自治体やハチの駆除業者に連絡を入れたり、お散歩仲間の飼い主様に伝え合うことも忘れないでほしい。
飼い主様同士の情報共有で犬様の安全を守るという意識の繋がりに、私は期待を寄せる。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉