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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜45

前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜44』で、ハチに刺されないようにする予防対策方法として『におい』を取り上げたが、ハチが持つその習性を逆手にとれば、それがまた一つの予防対策方法と成り得る。

となると、虫よけスプレーを想起される方が多いと思われるが……。
残念ながら、虫よけスプレーの効果があるのは、蚊・アブ・ブヨなどの吸血昆虫の類だけだ。
故に、ハチに対して、とりわけスズメバチには、それの効果は期待できないのである。

しかも、攻撃を仕掛けてくる時点で、ハチは巣を守るという決死の覚悟で戦闘態勢に入った状態であるからして、虫よけスプレーで応戦したとしても、それで攻撃を止めるはずがない。
それを知らず、虫よけスプレーをがむしゃらに振り回してしまうと、ハチ側はむしろ反撃をされたと認識してしまい、結果的に、より攻撃性を煽ることに繋がってしまう。

では、どうするべきか。
犬様のお散歩時や犬様をお連れになってのレジャー時には、虫よけスプレーではなく、小型の殺虫剤を持ち歩くといいだろう。

ただし、虫よけスプレーと同様に、ハチが戦闘態勢に入っている場合は完全に駆除することは難しい。
それでも、ハチの大群に遭遇した際などは、刺される被害を最小限にするために、少しは役立つ可能性もある。
具体的には、殺虫剤の成分を忌避するハチに対してそれを噴霧すると、一時的に遠のいていく場合があるので、その間にハチから逃げる時間を稼げることだ。

また、外出時にハチや蚊などから犬様を守るものとして取り上げられている、天然素材のハーブ系スプレーを常備しておくこともいいだろう。
中でも、ハッカ油には防虫・消臭・殺菌・リラックスなどの効果があるとされていて、その『におい』は、ハチが好むものではないといわれている。
だとすれば、ハッカ油のスプレーを犬様の服に吹きかけておけば、多少なりともハチが近づきにくくなるだろう。

重複するが、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜43』でも触れた通り、攻撃的になっているハチは、黒髪や黒目がある頭部を狙ってくる傾向が高いとされる。
したがって、髪の毛や目の付近を覆い隠せる形状の帽子(色の濃くない帽子)の着用を推奨したわけだが、その帽子の内側などにハッカ油のスプレーを吹きかけておけば、飼い主様自身にもハチが近づきにくくなる。

しかしながら。
犬様のほかにも猫様・フェレット様・小鳥様などを飼っているご家庭では、注意が必要である。
たとえ天然成分のハッカ油スプレーであっても、彼らの体質的に、それの代謝・分解が得意とはいえないからだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉