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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜48

メビー・ラックでお世話を承らせて頂いている犬様のNちゃんが、飼い主様との散歩中にハチに刺されてしまったという事例に絡め、前回ブログまではハチにまつわることをついでに綴ってきた。

今回のブログからは、まだまだほかにも存在する、秋の犬様のお散歩に必要な注意点に話をうつす。
ここからは、動物行動学にも明るいベテランドッグトレーナであるK様との会話を挟みながらお伝えしていくので、飼い主様方の参考になれば幸いだ。

「もうそろそろ本格的な秋がやってきますが、この時季の犬様とのお散歩で気をつけたいことを、K様のご経験からお聞かせください」
「分かりました。では先ず、秋らしい季節へと移行するこの時季には、ケムシに注意した方がいいでしょう。とくに、草木が多い公園などで犬の散歩をする飼い主は、覚えておくべき知識です」

K様のいう通りだ。
犬様がケムシに刺されやすい箇所は、肉球・内股・お腹などの被毛の生えていない、もしくは被毛の薄い部分が多い。
なので、お散歩中にケムシを見かけたら、念のために避けて通るようにした方が良い。

「メビー・ラックさんがお店を構えている付近でいえば、井の頭公園での散歩には注意が必要ということになるでしょうね」
「そうですね。私たちの主な活動エリアである三鷹市や武蔵野市には、ほかにも樹木が植わっている小さな公園が点在するので、ケムシを見かけることが少なくありません」

加えていえば、チョウやガの幼虫であるケムシは、公園以外でも目にする。
庭を併設する住宅・学校・神社やお寺の敷地・街路樹など、とにかく樹木が植わっている場所であれば、どこであろうがケムシがいる可能性があるといっても過言ではない。

「実はボク……」

突如、K様は顔を歪ませながら腕をさすり始めた。

「過去にケムシに刺されてことがあって…。その時の、眠れないほどの痒みに苦しんだ経験を二度と味わいたくない一心で、ケムシについて色々調べたんです」

私はケムシに刺されたことがないので、その苦しみは想像するしかないが、よっぽどのことなのだろう。
ケムシに刺された過去を思い出したK様は、さするだけでは飽き足らず、とうとう掻きむしり始めた。

その様子を見ているだけで、なんだか、こちらまで身体中が痒いような錯覚に陥った。
堪えかねた私は、それを振り払おうと、K様に話の続きを促した。

「ケムシと聞くと、春先から夏場がその発生時季だと勘違いしている方が、意外と多いですよね」
「おそらくは、桜の樹に群がるケムシのイメージが影響しているのでしょうね」

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉