新着情報

昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜52

『チャドクガ』と同じように、『ドクガ』は成虫になっても幼虫時代の毒針毛が付着していて、それに触れると被害を受ける可能性があるので、お気をつけ願う。

ちなみに、『ドクガ』の幼虫は約600万本もの毒針を持っているという。
体長はおよそ40mmで、桜の樹以外にも、梅・薔薇・ツバキ・チャノキ・カキ・コナラ・ハマナス・イタドリなどに生息し、その葉を食いつくす被害が知られている。
活動期間は春~初秋で、8月になると、ほとんどの幼虫が成虫になるとか。

「それを踏まえれば、駆除に適した頃合いは春または秋ということになります。それらの時季には、『ドクガ』の幼虫が群れで生息していて、毒針毛も未発達だからです。とりわけ、秋は毒針毛が最も未発達な時期なのでおすすめします」

K様の説明に補足を加えると。
6月・7月頃は、『ドクガ』の幼虫は分散して生息しているケースが有る故、駆除の効率が悪いらしい。
しかも、毒針毛が最も発達する時期だというので、避けた方がいいだろう。

ほかには、幼虫が活発化する前(4月末から5月頃)に、草刈りをするのも効果的だという。
それによって、『ドクガ』のエサとなる草や葉をなくしてしまえば、幼虫は生きていけないからだ。

「駆除を行う際の服装としては、毒針毛が刺さらないようなもの、つまりは長袖・長ズボン・帽子・マスク・ゴーグル・ゴム手袋・長靴などを着用して、肌の露出をしないことです。あとは、タオルなどの毛足の長い素材も止めた方がいいでしょう。毒針毛が付着しやすいので」
「駆除方法は、どういったものになりますか?」

私の質問に、K様は丁寧に答えた。

「確実なのは、幼虫がいる葉や枝を切り取ることでしょうね。幼虫そのものを直接取り除いてもOKです。もちろん素手はNGです。ゴミ拾い時に使う長いトングで、幼虫をつまむようにして取り除きます。つまんだ幼虫は、重ねたビニール袋に密封して処分します」
「薬剤の使用は効果がありますか?」
「なくはないです。でも、薬剤をまくだけでは、死なずに生き残る幼虫もいます。『チャドクガ』同様、死んだ幼虫にも毒針毛が残っているので、浮遊したそれが身体に付着すれば毛虫皮膚炎を発症してしまいます」

薬剤によっては、私たち人間や犬様・猫様、ほかの生き物にも悪影響を及ぼすものがあるので、使用時は注意することも忘れてはならない。

また。
大方2cm程度の大きさになる成虫の『ドクガ』の駆除方法は、『チャドクガ』のそれと大差はないので、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜51』をご参照頂きたい。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉