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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜58

ここ最近の天候は、突然に残暑がぶり返したかと思えば、翌日には冬並みに気温が下がったりする。
まさに日替わりで乱れることが多いわけだが、昼と夜の寒暖差もまた、秋に気をつけたい事柄の一つである。

私たち人間と同様に、犬様が体調を崩しがちになるこの時季は、年齢に合わせたお散歩を心掛けると良いだろう。
元々、犬様は体温調節が得意とはいえない。
とりわけ、子犬様やシニア犬様はそうであるからして、服を着させたりするなどで、飼い主様が気を遣ってあげるべきだろう。
なるべく、暖かい日中にお散歩へ出掛けることはいうまでもない。

ほかに飼い主様が出来ることを、K様は教えてくれた。

「お散歩に出掛ける前には、犬に簡単なマッサージを施したり、あらかじめ脚の関節の曲げ伸ばしをしてあげることも大切です。そうすることで犬様の身体を温めてあげれば、お散歩前の準備体操代わりになるからです。ストレッチ効果で、ケガの予防にも繋がりますし」
「確かに、そうですね。お散歩に出掛ける際、寒さで強張った身体のままの犬様が急に走り出せば足腰への負担になってしまいますものね。急な運動は、心肺機能に良いともいえませんし」
「ですね。身体の温度調節が苦手な犬にとって、気温差が激しいこの時季そのものが、ストレスになってしまうことも懸念されます」
「最近の犬様は冷暖房の効いた室内で過ごすのが当たり前になっていますが、まだまだ外飼いされている犬様もいます。そうした犬様には、せめて風雨を凌げる犬小屋の中に毛布などを敷いて、地面から伝わる寒さを和らげる対策をしてあげて欲しいですよね」
「仰る通りです」

冷暖房の効いた室内で過ごす犬様にとっては、室内と室外の温度差は思いのほか影響がある。
なので、お散歩前の犬様のマッサージやストレッチは、より重要性が高いといえる。
飼い主様方には、是非とも実践して頂きたい。

「夏の暑さで消耗したり低下した犬の体力に目を向けることも、この時季に大切なことです。夏と比べれば、程よい気温でお散歩日和な日もありますが、犬の体力回復具合を無視して急に運動量を増やさないように気をつけてあげるのも、飼い主さんの責務だといえるでしょう」

K様のご指摘は、私もその通りだと思う。
思わぬケガの予防という観点でいえば、尚更である。
過ごしやすさではしゃぎたい犬様の気持ちは分かるが、身体がそれについていける状態に戻るまでは、運動量・お散歩時間の調整を飼い主様は怠らない方が賢明だ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉