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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜59

夏の暑さで消耗したり低下した犬様の体力回復には、食事面が重要となってくる。
中には、夏バテ気味で食欲が落ち、実際に体重が減少してしまった犬様もいたかもしれない。
それに伴い、体力や免疫力までもが低下してしまっていると心配である。
普段ならば問題なく抵抗できていたはずの様々な細菌やウイルスによって、感染症を引き起こしてしまう恐れがあるからだ。

同様の理由により、皮膚病になりやすかったりもする。
なので、飼い主様方は、犬様の皮膚や耳の中の状態をよく観察してほしい。
脱毛や炎症を起こしている箇所がないかどうかのチェックを怠らないことが、悪化を防ぐ手立てとなるからだ。

さて。
健康な犬様であれば、夏が過ぎ、徐々に涼しくなってくるこの時季には食欲も戻ってくるはずである。
そうでない場合は、何らかの異常を疑い、動物病院で早めに診察を受けた方が良い。

ともあれ。
そうした目に見える症状がないとしても、夏と秋の寒暖差は少なからず犬様の身体に影響を及ぼすといわれている故、本格的な冬の到来に備え、この時季は犬様の体力回復を目指した食事内容に目を向けるようにしたい。
たとえば、体重減少が見られた犬様は、寒さが本格化する前に体重を元に戻してあげるべく、食事量を調整した方が良いだろう。

また。
私たち人間もそうであるように、旬の食材を摂取することは、犬様の免疫力アップに繋がることが期待できるので、手作り食・おやつ・トッピングとして活用するのも悪くはない。

そもそも。
哺乳動物(私たち人間や犬様・猫様を含む)は、この時季、自然と食欲が増すような身体の作りになっている。
語るまでもないが、それは冬支度のためである。

その観点からいえば、1年中同じ体重を維持しようと、1年中同じ食事量にしなければと躍起になること自体、無理があるのかもしれない。
もちろん、肥満になるほどの食事量を与えるべきではないし、代謝量・運動量などの個体差が存在するので一概にはいえないが、冬の寒さに耐えられる程度の適度な体脂肪が必要であるのもまた事実だ。

体脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪がある。
2つ共に忌み嫌われるネガティブなイメージが先行するかもしれないが、どちらにもポジティブな役割だってあることを忘れてはならない。
内臓脂肪は内臓の保護と内臓間のクッションの役割を果たしているし、皮下脂肪は体温を下げないように断熱する役割と、骨や筋肉などを保護するクッションの役割を担っている。

逆にいえば。
寒い季節から暖かい季節になるにつれ、哺乳動物は食が細くなる傾向にある。
理由は、暑い夏に余計な体脂肪があると体内の熱が外に出にくくなるので、それを防ぐために、自然と食事量を減らすからだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉