新着情報

昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜60

前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜59』に綴ったような自然の理を重要視している飼い主様の中には、季節ごとに食事量の調整を行っている方もいる。

具体的にメビー・ラックをご利用頂いている飼い主様の例をあげると、春に与えているフード量を基準とした場合、夏にかけて、5%から15%程度を緩やかに減らしていく方法だ。
運動量が落ち気味になる夏から、運動量が戻る秋・冬に向けてはその逆で、フード量を徐々に増やしているという。
個体差がある以上、そのやり方が全てのペット様に万全であるとはいえないが、実際、例に挙げた犬様は痩せすぎでも肥満でもなく、健康体を維持している。

とはいえ。
昨今は冷暖房の効いた室内で長時間を過ごすペット様が増えた分、春夏になっても、自然と食欲が落ちない個体もいるであろう。

本来、冬がある地域にルーツを持つ種類の犬様は、摂取食事量で体脂肪の増減を行ったり、換毛期で被毛量を調節したりしながら暑さ寒さに対応して生きてきたはずである。
一昔前は、冬になっても、外で元気よく遊ぶ犬様の姿が普通であった。

だが、昨今、室内で暮らすことに慣れた犬様は事情が違ってくる。
冬になると寒がって、暖房の効いた場所から離れたがらない犬様が多くなったと感じる。
普段、散歩にほとんど出掛けないために、外気に触れる機会が極めて少ない室内犬が増えたことも関係しているだろうが、もしかしたら、皮下脂肪の少なさも原因の一つかもしれない。
そういったケースの場合こそ、飼い主様が体脂肪の増減をコントロールしてあげることが必要であろう。

私たち人間も、冷暖房の効いた室内で過ごす時間が長いと、体温調節を始めとする機能が低下しがちになる。
夏場は運動量や代謝機能が落ちたり血液循環も悪くなるので、太りやすくなってしまう方々が多いとも聞く。
ペット様においても、それらは無関係ではない。

ならばこそ、

・過ごしやすくなる秋にはペット様の運動量欲求が増えるので、それに伴い、自然と食事量が増えること
・だからといって、必ずしも肥満の原因になるわけではないこと(だだし、食事量だけを増やして必要な運動量を満たしてあげられない場合は、肥満の原因となる)

などを知っておくことは、無駄ではないと思う。

秋にこそ最も大切なのは、よく食べて、よく遊んで、よく眠ることである。
犬種別の理想体重・摂取カロリーなどに捉われすぎてばかりでは、かえって犬様の健康を損ねてしまうことがあるかもしれないので、くれぐれもお気をつけ願う。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉