新着情報

昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜66

前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜65』に引き続き、今ブログでは、ペット様が『銀杏』を口にしてしまった場合について綴っておこうと思う。

その場合の対処方法として、先ずはペット様を落ち着かせることだ。
なぜならば、『銀杏』中毒は、神経の異常興奮によって引き起こされるからである。
よって、周囲が静かで、ペット様にとっての適温が確保でき、過ごしやすく落ち着きやすい場所へ速やかに移動させるのが理想だ。

仮に、ペット様が嘔吐した際は、その吐しゃ物に『銀杏』が混じっていないかの確認も必要だろう。
上手くいけば、嘔吐して、『銀杏』を体外に出しているかもしれないからだ。

では、無理に吐かせるべきなのかといえば、必ずしもそうとはいえない。
『銀杏』に限らず、ペット様がなにかを誤飲してしまった時、確かに吐かせる方が良いケースもある。
だが、正しいその方法を身につけていないならば、無理に吐かせるのは危険を伴う。

加えていうと、ペット様が『銀杏』を誤って口にしてしまった場合に限れば、安易に吐かせようとするのは、さらなるリスクがあることも忘れてはならない。
無理に吐き出させる行為が、ペット様の神経を刺激し、中毒症状を誘発する可能性もあるからだ。
故に、出来るだけ、ペット様自らが『銀杏』を吐き出すのを待つ方がリスクが少ない。

とにもかくにも。
中毒症状が出ていようが出ていなかろうが、ペット様が『銀杏』を口にしてしまった際は、早めに動物病院へ連れて行った方が賢明だ。
その時に重要なのが、ペット様が食してしまった『銀杏』の量と、食べてしまってからの経過時間を獣医師の方に伝えることである。

ちなみに。
私たち人間でも『銀杏』中毒は起こるので、ご注意願う。
個体差はある上、一度にそこまでたくさんを食すことはないと思うが、大人の場合だと、40粒~50粒の『銀杏』を食べた場合に中毒症状を起こす可能性が高いといわれている。
子どもの場合だと、7粒程度で中毒症状を起こしてしまう危険性があるそうだ。
幼児の場合、わずか数粒で中毒症状を起こしたという例もあるらしい。
中毒症状を起こしてしまう個数に違いがあるのは、ペット様の場合と同じく、大人と子どもや幼児を比較して、解毒能力に発達差があるからだ。

だとすれば。
私たち人間よりも、ペット様が『銀杏』中毒を起こしてしまう確率が高いことは、容易に想像がつくはずである。
飼い主様方には、ペット様が『銀杏』を食べてしまわないように、くれぐれもご注意して頂きたい。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉