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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜71

「秋の犬の散歩で注意することには、植物もあげられますね。落ち葉を踏みつける”ガサガサ”という音が好きな犬もいますが、植物によっては有害なものもありますので、犬が誤って口に入れたり触れたりしないように注意が必要です」

K様は、その種類を並べ始めた。

「先ずは、『イチョウ』です。といっても、『イチョウ』の葉っぱ自体に毒性はありません」

K様が仰りたいのは、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜65』・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜66』で取り上げた『銀杏』のことであった。
それについての気をつけるべき点は、上記ブログの回をご参照頂きたい。

K様は続けた。

「アネモネの仲間である『シュウメイギク』は、全草に毒性があります。とりわけ、汁液には強い毒性があるので要注意です」

それによる健康被害は、皮膚炎・嘔吐・下痢・肝臓障害などだという。

「『アヤメ』も、全草に毒性があります。懸念される健康被害としては、嘔吐・下痢・胃腸炎などです」

ほかに気をつけるべきこの時季の植物は、以下だそうだ。

・『イチジク』には、ヨダレや嘔吐、樹液に触れれば皮膚炎を起こす危険性
・『ハイビスカス』には、嘔吐、下痢、吐き気、食欲不振などを起こす危険性
・『サフラン』には、吐血、下痢、多臓器不全などを起こす危険性
・『ベゴニア』には、口内炎、口唇炎、過剰なヨダレ、嚥下障害などを起こす危険性
・『カーネーション』には、皮膚炎、胃腸障害を起こす危険性
・『キク』には、皮膚炎、嘔吐、下痢、過剰なヨダレ、運動失調などを起こす危険性
・『ナンテン』には、運動失調、発作、呼吸不全などを起こす危険性(最悪の場合。死亡)
・『シクラメン』には、嘔吐、下痢、胃腸炎、不整脈、けいれんなどを起こす危険性(最悪の場合、死亡)
・『彼岸花』には、嘔吐、下痢、麻痺、呼吸困難などを起こす危険性(最悪の場合、死亡)

「ついでにいえば、秋以外の植物にも毒性があるものがあります。犬が食べると危険な植物は200種類以上あるといわれていますが、たとえば、『チューリップ』・『シャクナゲ』・『アジサイ』・『オニユリ』などがそうですね。それぞれによって違いがありますが、胃腸炎・嘔吐・下痢・ヨダレ・食欲不振・痙攣・めまい・麻痺・過呼吸・異常興奮・脱水症状・腎臓障害・視力障害・心臓異常などが起こる危険性があります」

ものによっては死亡に至るケースがあるのでくれぐれも注意が必要である、とK様は真剣な眼差しで語った。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉