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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜87

「そもそも、ポメラニアンは北極地方にルーツを持つ犬です。したがって、そのフワフワした冬毛で、冷たい外気から身を守ってきました。要するに、ポメラニアンは寒さに耐性がある犬種なのです。なので、換毛期を迎える時季の暖房器具使用は、なるべく控えているわけです」

K様がいう通り、寒い地域にルーツを持つ犬様は毛の量が多い。
その分、寒さには強いので、フサフサした被毛を持つ犬様には、先にあげたK様の被毛ケアポイントが当てはまるだろう。
暖かい気温の中ばかりで暮らす犬様が、冬毛の支度を上手くできるように配慮をしてあげるのも、飼い主様の優しさだといえそうだ。

だからといって、犬様の体調具合にもよるので、暖房器具を使用するかどうかは、適宜、対応を願う。
また、飼い主様が体調を崩されては元も子もない。
寒気に我慢が出来なかったり体調が優れなかったりするならば、くれぐれもムリは禁物であることを付け足しておく。

関連する話の続きで、K様は注意点をあげた。

「ただし。いくら毛の量が多いとはいえ、子犬の場合はべつです。とりわけ、生後60日頃までに秋を迎えてしまうなら、暖房器具を使用するべきです。なぜなら、個体差はあれど、生後60日頃を過ぎないと、成犬並みのしっかりとした被毛が生えてこないからです」

季節を問わず、その時期には、こまめなブラッシングが必要だ。
スキンシップにもなるし、毛玉防止にもなる。
その時期に、身体の色々な部分を触られることに慣らしておけば、成犬になってからのブラッシングやグルーミングのケア時にも嫌がりにくい。

プラスアルファの情報として。
被毛が生え変わる換毛期には、その働きの助けとなる栄養素を補給することも大切となる。
『動物性タンパク質』・『ビタミン』類の不足には気をつけるほか、毛艶に関係する『亜鉛』・『銅』・『必須脂肪酸』の積極的な摂取が、健康的な被毛の成長維持には欠かせない。
よって、トッピングやおやつに、そのような食材を与えてみてはいかがだろうか。

ちなみに。
秋の換毛期は、猫様においても関係のある事柄だ。
毛づくろいの際に被毛を飲み込み、それが胃や腸などに溜まってしまう”毛玉症”の原因となるからである。
それを防ぐには、一にも二にも、こまめなブラッシングをしてあげることだ。
とくに長毛種の猫様には必須である。
ブラッシングは”毛玉症”の予防になるほか、皮膚の新陳代謝向上・発毛の促進・コミュニケーションの一環にもなるので、ぜひとも行って頂ければと思う。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉