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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜88

換毛期の被毛ケアと並んで重要なのが、犬様の皮膚ケアについてだ。
この時季には、思わぬ皮膚トラブルを発症してしまうことがあるので、充分に気をつけてあげたい。

「よく挙げられる皮膚トラブルとしては、乾燥ですね。乾燥したまま放置してしまえば、フケのような物が出てくる場合があります。乾燥が原因で、犬が痒がって身体を舐める行為が見受けられる場合もあります」

そう仰ったK様の言葉にもある通り、なにがしかで乾燥のサインを出している犬様は意外と多い。
にもかかわらず、『いつものこと』と気に留めない飼い主様がいる現状は実に嘆かわしい。

「ボクの愛犬のポメラニアンを例にとっていいますと……」

K様は再び、ご自分と暮らす犬様を例にとった。

「寒さに強い犬種が抱える皮膚トラブルの原因もまた、暖房器具の過度な使用と無関係ではありません。犬の皮膚は人間のそれよりも薄いので、非常にデリケートなわけですが、ただでさえ乾燥する寒い季節に暖房器具を使用し続ければ、室内がより乾燥してしまいます。その環境にずっと居続けることによって、皮膚トラブルを起こす原因となってしまうケースがあります」
「まあ、この件についても、犬様と飼い主様双方の体調具合にもよるでしょうから、暖房器具の使用は、適宜ということですね」
「そうですね。同じ室内であっても、暖房器具を使用している部屋とそうではない部屋を作って、犬が自由に行き来できるようにしておくのがいいでしょう」

加えて、加湿器の使用も積極的に行いたい。
とにかく。
犬様の皮膚は被毛に覆われている故、よく観察しないと乾燥に気づけないことがあるので、乾燥対策の予防は怠らないことだ。

「保湿と保温がキーポイントになると思いますが、K様は、ご自分の犬様にどんなことをしていますか?」
「保湿と保温効果が期待できる、薬用シャンプーやトリートメントを使うようにしています。あえて、脂肪分の多い食材を与えることもあります」
「ドライフードに、”オメガ3”や”オメガ6”含有オイルをかけるだけでも効果が期待できますよね」
「はい。ただし、皮膚トラブルの原因は多岐に渡ります。今まで例に挙げた予防対策でも改善が見られない場合は、ほかの病気が疑われるので、動物病院での診察を受けるべきです」

ついでにいえば。
皮膚トラブルの一環で、感染症による外耳炎などにも要注意だ。
なににおいても、不必要に悪化させないためには、犬様の被毛状態・耳の中を含む皮膚状態を毎日気にかけて頂ければと思う。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉