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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜99

「確かに、ペット用のヒーターとして売られているものは、人間用のそれよりも金額が高い傾向にあります。だから、安上がりの、人間用に売られている座布団サイズの小さなホットカーペットで代用するのでしょう。しかしながら、ペット用に作られているわけではないので、当然ながら危険です」
「電源コード一つとっても、ペット様がかじったりなどのイタズラに対しての安全対策は不十分ですものね」
「なので厳しくいいますが、ペットのことが可愛ければ、ペット用のヒーター以外は絶対に使用を避けるべきです」

私も全面的に賛同する。

とにかく。
私たち人間においてもそうだが、ペット様の低温やけどについても、決して甘く見てはいけない。
低温やけどをしてしまった際の症状は、その日の内に分かりづらいからだ。

多くの場合、数日経ってから皮膚の色が少し赤みを帯び始め、徐々に紫色がかった色に変色していく。
要するに、低温やけどした患部は皮下脂肪まで達している場合が考えられる、ということだ。

故に、低温やけどに気づいた時には、すでに重症化してる場合が少なくない。
人間が分かるような言葉で伝えることが出来ないペット様が低温やけどを負ってしまった場合は、とくに異変に気づいてあげにくいことを考えれば、飼い主様の注意力が尚更問われるのはいうまでもない。

ご参考までに、私が過去、ある飼い主様から伺ったケースを話すと。
ある冬、使用していたペット様用ヒーターで、共に暮らしている犬様が低温やけどを負ってしまったそうだ。
そのせいで、低温やけどしたその周辺の被毛がすべて抜けてしまったという。

また、別の飼い主様の話では、留守中に寒くないようにと、共に暮らす犬様にペット様用のヒーターを使用していたそうだ。
そのお宅では、飼い主様が家を空ける時はいつも、万が一の危険に備えて、お留守番の犬様をケージの中に入れていた。
つまりは、ケージの中にペット様用ヒーターを敷いていたということである。

飼い主様曰く、冬場になると毎シーズンそう過ごしていたが、これまでに問題が起こったことは一度もなかったらしい。
ところが、ある年の冬、事故が起こった。
飼い主様の留守中に、犬様が電源コードをかじってしまったそうだ。

しかも、飼い主様が帰宅後に確認した際、形跡から判断するに、その部分に犬様がオシッコをしてしまったことが分かったという。
犬様がかじったであろう電源コードの箇所には、ショートを起こしたと判断できる焦げ目がついていたからだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉