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氾濫する情報 2

氾濫する情報 1』の最後で述べたように、獣医師の方はペット様の治療の専門家である。
だからこそ、互いに信頼関係を築ける獣医師及び動物病院を見つけておくべきで、それは、命あるペット様と暮らすことを選んだ飼い主様の責務といえよう。

そこで気をつけたいのが、盲目的になり過ぎてしまう点だ。
というのは、かかりつけの獣医師の方が、どういった治療を専門としているかによるからである。
研究熱心な獣医師の方で、尚且つ経験豊富な専門分野ならば、ペット様への治療の選択肢を、飼い主様にいくつか提示してもらえるはずだ。
また、誠意ある獣医師の方ならば、自分の動物病院で治療困難なケース(医療設備の不足・専門外の症例など)は、べつの動物病院や獣医師の方を積極的に紹介してくれる。
処方される薬の類に関しては、その効果と副作用の説明をきっちりしてくれるのが善良な獣医師の方であろうし、手術が必要な場合には、飼い主様に対しての充分なインフォームドコンセントを怠ることはない。

ただし。
かなしいかな、獣医師の中には、上記のことをないがしろにしがちで、首を傾げざるを得ない人間性を持ち合わせている方も存在する。
一部とはいえ、誠意の欠片もなく、研究や勉強を怠り、流れ作業で診察する動物病院があるのも確かだ。
自分の専門分野以外のことで知識や経験が浅いのに、いかにもな持論を掲げ、ややもすると飼い主様を見下す(または高圧的な態度をとる)獣医師の方には要注意であるのはいうまでもない。

とにかく、だ。
信頼のおける獣医師及び動物病院を見つけるには、飼い主様自らが事前の見学や下調べなどをして、総合的に判断するべきだというのが私の考えである。
一匹ないし数頭のペット様を飼っている、または飼っていた個人の誰かが書いたブログや、得体の知れない誰かがインターネット上に挙げた記事だけを根拠に選ぶのは、絶対に避けるべきだ。
自らが事前の見学や下調べなどをしないで、そういうルートで得た情報を鵜呑みにする飼い主様は、ペット様の治療結果に万が一があった場合、往々にして人のせいにするからである。
つまりは、責任転嫁に走るわけだ。
このことについては、犬様のお散歩中に会う、べつの飼い主様から得る”おしゃべり情報”に関しても同様の傾向がある。

何度もいうが、インターネット上の記事や”おしゃべり情報”は、あくまでも、その人物の心象に過ぎない。
良きにしろ悪きにしろ、飼い主様ご自身やご自分のペット様にも無条件で当てはまるわけではないのだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉