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氾濫する情報 3

たとえば、一つの動物病院があったとして。
ある飼い主様にとっては信頼できても、べつの飼い主様にとっては信頼できない、という現象が起きるのは珍しくはない。

要因の一つとしては、飼い主様と獣医師の方との相性が挙げられるだろう。
極端な話。
獣医師の方の性別・年齢・容姿の類・しゃべり方・ペット様の扱い方・ペット様との接し方などによって、たとえ同じことをいったりやったりしたとしても、飼い主様が抱く印象は変わってくる。

それはなにも、獣医師の方と対面する時だけにいえることではない。
偏見とまではいかなくても、他人と接する機会には、誰もが必ず抱くものであろう。

だがしかし、最初からそれを抱えたままでは、誰とであれ、確固たる信頼関係はいつまでたっても構築できない。
それどころか、脆い信頼関係には直にヒビが入り、なにかのきっかけで簡単に崩壊してしまう。

理由はどうあれ、飼い主様と獣医師の方との間に確かな信頼関係が築けない状態では、ペット様の治療方法や進め方に関して、大なり小なりの支障を来たすのは明白だ。
そうなると、治療効果に個体差が生じる云々以前の話になってしまい、遅かれ早かれ、飼い主様はペット様の治療に無関係なことにまで不平や不満を募らせる結果となる。
そして、そのようなネガティブな感情は増幅の一途を辿るのが大概だ。
ひとたび不平や不満を口にすれば、その飼い主様はやがてあらぬことまでをでっち上げ、周囲の人間までをも否応なしに巻き込んでいく。

上記の一例を分かりやすく書くと。
自分の偏見や思い込みが原因で生じた信頼関係の崩壊なのにもかかわらず、そういった飼い主様は、犬様のお散歩中に会う、べつの飼い主様と交わす”おしゃべり情報”で、当該動物病院や獣医師の方の不評拡散を目論む。
一匹ないし数頭のペット様を飼っている、または飼っていた個人の誰かが書いたブログや、得体の知れない誰かがインターネット上に挙げた記事、”おしゃべり情報”などだけを鵜呑みにして、自らが事前の見学や下調べなどをしなかった自己責任をひた隠しにしながら事実とは違う悪口を言いふらすので、非常に質が悪い。

このことは、診察や治療を誠心誠意行っている獣医師の方からすれば、堪ったものではないだろう。
事実無根の不評拡散によって、病院経営に少なからずの悪影響を被るからだ。

事実無根の不評拡散は、なんらかの病気や怪我を患うほかのペット様や彼らと暮らす飼い主様にとっても、良い影響はない。
事実とは違う悪口を言いふらす飼い主様によって、せっかくの適切な治療を受けられる動物病院の選択肢が一つ減ってしまうからだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉