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深く考えさせられる問題 11

”モンスター飼い主”の特徴ともいえる、平気でマナー違反をする例については、まだまだある。

たとえば、ペット関連のグッズが置いてあるショップでの振る舞いだ。
これから綴る場面は、過去に、私が目撃した事例である。
今思い出しても、その”モンスター飼い主”っぷりには、開いた口が塞がらない。

ペットカートの3輪バギーにダックスフント様を乗せたその”モンスター飼い主”は、ペット関連のグッズが置いてある某ショップ店内で品物を物色中だった。
その最中、ダックスフント様は落ち着きなく動き回っていた。
すると……。
”モンスター飼い主”は、さも当然のようにダックスフント様を床に下ろした。
ダックスフント様には、リードも首輪も付いていない。

私はこの時点で、レジに立っている店員に目を向けた。
店員側も私の眼差しに気づき、瞬間、お互いの視線が繋がる。
”ダックスフント様の飼い主は、ペットカートの3輪バギーを押している人物である”と、私は店員に目配せした。

だが店員は、”モンスター飼い主”に注意をすることなく、白々しい下手な芝居を打ちながらバックヤードに姿を消してしまった。
要するに、余計なトラブルに巻き込まれたくないがために逃げたのであろう。

なんだかなあ……。

私ががっかりしていると、ノーリード状態のダックスフント様はさらに興奮しながら、店内にいたほかの犬様に走り寄って吠えた。
その犬様はチワワ様で、リードが繋がれた状態のまま、しゃがんでいた飼い主様に抱っこされていた。

興奮しているダックスフント様が、チワワ様とその飼い主様に向かって吠えても尚、”モンスター飼い主”はまったくもって気にする素振りを見せない。
それどころか、品物の物色に精を出し続けている。

しゃがんでいた飼い主様は、ご自分とチワワ様に及びかねない危険を感じたのであろう。
迷惑がって、すぐさま立ち上がった。
それでも、”モンスター飼い主”のダックスフント様は、今にも飛び掛からんとする勢いで見上げ、吠え続ける。

このままじゃ、抱っこされているチワワ様にも興奮がうつって、危ないかもしれない……。

私がそう思った矢先。
吠えられていたチワワ様がいよいよ我慢の限界を迎え、ダックスフント様に対して牙を剥き出しにし、唸り始めた。
飼い主様は慌てて、チワワ様をなだめようとする。

しかし、すでにタイミングが遅かった。
抱っこされているチワワ様がひどく興奮して、飼い主様の腕の中で暴れ出す。
その高さから落下してしまったら、チワワ様が骨折してしまうかもしれない。
私は危険を感じた。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉