新着情報

深く考えさせられる問題 20

『ペットを一人にしておけなんて……アンタは動物虐待者だ!』

という”モンスター飼い主”の発言については、これまた呆れるばかりだ。
『ペットの同伴入店はご遠慮ください』と書かれている店舗にペット様を連れてきた己の身勝手を棚に上げて、どの口がいうのか。

そもそも、動物虐待というのは、どういったことを指すのかというと――
たとえば環境省が定める「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)には、

『虐待や遺棄の禁止
愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。違反すると、懲役や罰金に処せられます。

愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→100万円以下の罰金
愛護動物を遺棄した者
→100万円以下の罰金
※愛護動物とは
1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
2 その他、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
虐待の禁止
 動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。

なお、食用にしたり、治る見込みのない病気やけがで動物がひどく苦しんでいるときなど、正当な理由で動物を殺すことは虐待ではありませんが、その場合でもできる限り苦痛を与えない方法をとらなければなりません』

とある。

『公益社団法人 日本動物福祉協会』による定義は、

『【動物虐待】とは「動物に不必要な苦痛を与える事」つまりは、「動物の心身に肉体的な苦痛・精神的な苦痛・多大なストレス等を与えること」です。

動物虐待には以下の2つのタイプがあります。
1,意図的(積極的)虐待=やってはいけない行為を行う・行わせる
・殴る、蹴る、熱湯をかける、動物を闘わせる等、身体に外傷が生じる又は生じる恐れのある行為、暴力を加える
・心理的抑圧、恐怖を与える
・酷使など

2,ネグレクト=やらなければならない行為をやらない
・健康管理をしない
・病気を放置
・必要な世話をしない
・劣悪な環境に動物を置くなど

マスコミで騒がれる動物虐待といえば残虐な殺傷事件(意図的虐待)がほとんどですが、もっと身近で頻繁に起こっているのが必要な世話をしないネグレクトです。

まだまだネグレクトを虐待と認識されていない方が多く、病気でも治療もせず放置したり、食物が十分でなくガリガリで あったり、毛玉だらけであったり、ゴミや糞尿の上というような不衛生な環境で飼育していたり、狭いケージに閉じ込めたままであったり、夏冬の厳しい天候にも避ける所もない状態で飼育していたり、短い鎖で繋がれっぱなしであっても、虐待とまでは思わない。しかし、これも明らかな虐待です。

児童虐待防止法でも虐待の定義の中に「ネグレクト」が入れられております。平成14年馬を衰弱させた事件(ネグレクト)の判決文の中で、「衰弱とまでいえなくとも、著しく不衛生なところで餌や水を十分与えず不健康な状態に陥らせることは虐待である。」と虐待の定義の内容が書き込まれました。

意図的であってもなくても、虐待は「動物の心身の状態・置かれている環境の状態によって判断されるべき」なのです』

と明記されている。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉