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深く考えさせられる問題 5

子どもたちが動物に関する知識や経験を養えるようにする機会を無くさないためには、教育に関する責任と権力を担う文科省や、その問題解決のために活動を続けている”兵庫県学校動物サポート協議会”に任せきりではなく、裾野を広げることが重要であろう。
たとえば、私たちメビー・ラックも含めた動物関連事業者の積極的行動も、一つの手段と成り得るかもしれない。
すでに引退した獣医などの知識や経験を活かした動物関連のNPO法人などが立ち上がり、動物に関する知識や経験を子どもたちに教える機会を作ってもらうのもいいだろう。

さて。
動物に対しての適切な扱い方を知らない、ということについては、なにも教育現場だけの問題ではない。
ペット様と暮らす一般の飼い主様方においても、動物に関する知識が圧倒的に不足している現状がある。
過去に同種のペット様を飼っておられた飼い主様であっても、例外ではない。
そのような飼い主様方のほとんどが、その経験だけを頼りに、すべてに対処しようとする。
結果、皆が皆、

「前の子は、こんなことなかったのに、この子は手がかかる」

というようなことを口にする。

だが、待ってほしい。
性格一つとっても、ペット様個々によって違いがあるのは当然なのだ。
だからこそ、私からしてみればなんらの意外性も感じないわけだが、この種の悩み相談は実に多い。

そのような飼い主様方の多くは、”犬は犬”・”猫は猫”というような考えに囚われ過ぎだし、他人のペット様と自分のペット様を比べがちだ。
そういう考えをフラットに戻し、”よその子はよその子”・”この子はこの子”という尊重の概念を持って頂きたい。

また。
一昔前の知識だけで判断・対処すると大抵は失敗するので、飼い主様方は、動物に関する最新の知識吸収に是非とも積極的であってほしいとも思う。

では。
初めてペット様を迎える飼い主様方の方が動物に関する知識に秀でているかといえば、決してそんなことはない。
プロに任せる出費を惜しみ、インターネットなどで得た情報だけで、”飼い主として自分は立派な情報を有している”と勘違いしてしまっている方が、近年ではとくに目立つ。

中でも顕著なのは、しつけトレーニングにまつわることだ。
適切なしつけトレーニングを活字だけで知ったつもりになるのは、極めて危険である。
結局は自己流の域を出ず、ペット様の心身に不必要な悪影響を与えているに過ぎないからだ。

このような飼い主様方に共通している点は、同シリーズの次回のブログで綴っていく。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉